よくある質問

以下はお客様からよくお問い合わせをいただく内容を集めた「よくある質問」です。こちらをご参考いただいても問題が解決しない場合は専用フォーム より個別にお問い合わせください。

 

過去の自助具講座での質問と回答

 

・他都市や都道府県にはどのくらい普及していますか?

自助具製作ボランティアグループは全国で約40団体あります。そのうち20団体が関西(京都・滋賀・大阪・奈良)にあります。

京都府にある団体は京自助具館のみです。

 

・自助具は全部でいくつありますか?

現在、展示している自助具は約100点です。

 

・自助具を制作される際、どんな素材を使いますか?

アクリル、木、金属などいろいろです。使う人が握りやすい・持ちやすい素材を選びます。

手に持ったり身に着けるものは軽いもの、置いて使うものは安定が良いようにある程度の重さがある素材を使います。時には底にすべり止めを使います。

 

・使っているうちに障害の程度が変われば、作り変えますか?

要望があれば改善のため作り直しもあります。

障害の変化の程度にもよりますがまったく新しく作る場合もあれば、最初のものを改良する場合もあります。ケースによって違います。

 

・作る過程で一番苦労された自助具は何ですか?

全部です。大きさや、かつて作ったことがある経験とかはあまり関係ありません。

簡単にできると思っていたら何度もやり直すことになったり、なかなか良いアイデアが出なかったが作ってみたら一発OKで完成したものなどいろいろです。

 

・アイディアを出すのに苦労しますか?発案・デザインなどはすべて自助具館のメンバーがしているのですか?

「三人寄れば文殊の知恵」という言葉がありますが、一人で考えていても煮詰まってしまうだけなので複数で意見を出し合います。

オリジナルのものもあれば他の自助具製作グループが作ったものを参考にすることもあります。

 

・アイディアはどのように思いつきますか?

まず、依頼者に普段の生活や身体状況を聞き取った後、依頼者はいちばん何をしたいのかを考えます。その為にはどのような自助具を作ればよいか考えます。そのうえで、メンバーのこれまで培ってきた知識や経験をいかしながら皆でアイディアを出し合います。

 

・今回、見せていただいた自助具はコンパクトなものが多かったですが、

大きな自助具を作ることはあるのですか?

以前はつくっていたが最近は作っていません。

住宅改修の範疇に入ってしまうようなものや、使用中の安全性を考えると大きなものは我々のようなボランティアグループでつくる対象ではないだろうと考えています。

手に持つ、身に着ける、机上で使うことができるサイズが中心になっています。

 

・年にどれくらいの道具を発明しているのですか?

まったく新しい道具というものは残念ながら年に10個も考え出されていません。

定番のようなものを依頼者に合うように改良して作ることが多いかもしれません。

過去に作ったものも生活スタイルの変化に合わせてサイズや素材を変えたり、

デザインを変えたりすることもあります。

 

・自助具を作っていて大変な事は何ですか?

材料探しと加工技術です。

力の弱い方が使われることが多いので、なるべく軽く作るようにすると強度が不安になります。不自由な方が使われるので極力シンプルな構造にした方が使いやすいのですが、片手でも使えるようにしようと思うといろいろ装置が増えてしまいがちです。

紙に製図を描いても、実際に製作する我々の加工技術のレベルや、使う機械のレベルでは無理なこともあります。

 

・ボランティアの運営資金はどうやってまかなっているのですか?

京都市から出ている委託金と会員の会費で運営しています。

 

・自助具製作のボランティアを始めたきっかけは何ですか?

元々、木工や金属加工などのお仕事をされていた方が退職後に自分の技術を生かせるボランティアということでメンバーに加入される方や、趣味でものつくりが大好きなので人の役に立つものを作りたいと加入された方など、きっかけは様々です。他にも自身の病気やけがで自助具というものを知って自分でも何か役に立ちたいという気持ちから加入した人もいます。一人ひとり加入したきっかけや理由は違いますが、皆さん人の役に立ちたいという思いは共通です。

 

・アクリル素材が多いのはなぜ?蛍光色が多いのはなぜ?

加工がしやすく、仕上がりの見た目がきれいだからです。

 

・使用者の金属アレルギーに対応しているか

最初の聞き取りで確認して、アレルギーがあることがわかればその素材は使いません。

 

・健全な人が使う道具は自助具と言えるのか

「自助具」の大前提は、不自由な方が使う道具です。健全者が使うのは「便利グッズ」とでも呼ばれるものになるでしょう。

 

・自助具の多くは特定の目的のみにしか使えないと思うが、予想以上に守備範囲の狭い道具ばかりだった。

不自由な方が使う場合、一つで多用途な道具は使いにくいのです。機能が多い家電を思い浮かべてください。使いこなすまでに何度も取説を読まなくてはなりません。目的の動作を完了するまでに手順が多いです。シンプル家電は取説を読まなくても使い方が理解できます。また、多機能にすると大掛りになってしまいます。手に持って使うことがほとんどなのでコンパクトであることが大事です。手に持って使う道具で出来ることは限定されるので守備範囲も狭くなってくると思います。

 

・どこから材料をそろえるのか

100均ショップやホームセンター、ネットショップなどあらゆるところです。

 

・専門業者に発注したりするのですか

外部発注はしていません。自分たちで加工できないようなものや強度、精密さを求められるようなものは引き受けません。

 

・若い人の参加はどれくらいありますか

半数以上が退職者の方です。次に現役世代の方が数人います。いわゆる20代や10代の人はほとんどいません。たまに参加されても進学や卒業のタイミングで辞めていかれることが多いです。

 

 

・作り直しになるとそのたびに材料費が増えていくのですか

出来上がってすぐに納品するわけではありません。まず試用してもらい、直すところがないか確認します。OKとなるまで何度でも微調整します。その間にかかった材料費は請求しません。最終的に完成したときの材料費のみです。修理の場合は使った材料費はいただきます。

 

・依頼の前にものを作ったりしないのですか

依頼が無くても、各自ひらめいたものをつくっています。また、過去に作ったものの見直しもしています。

 

・若い人でも依頼に来られることはありますか

ほとんどが中高年ですが、以前に子供さんのための依頼もありました。

 

・自助具が短期間で不要になった時の為にレンタル制度はありますか?

ありません。まず、誰でも使えそうな自助具が少ないことと、介護用品で肌に直接触れる道具は原則レンタルしないということがあります。ニーズが少ないのにレンタル用の自助具をそろえていても手入れは必要ですし、レンタル料の徴収や貸し出し・返却の手間を考えると、安い簡易タイプの購入の方が得策です。使用者も破損したときの弁償など考えずに使える方が良いと思います。